Xiaomi Mi Notebook Air 13 実機レビュー


前々から気になっていたXiaomiのMi Notebook Air 13を購入しましたので、実機レビューしたいと思います。
今回もこちらのBanggoodから購入しました。

Mi NoteBook air 13について

まずは日本語化

まず購入時にOSが中国語になっているので日本語OSを入れ直す必要があります。
しかし単純に言語パックを入れるだけでは不十分なので、OSをクリーンインストールする必要があります。
いろんなレビューサイトを見たところ、初期インストール済みの中国語OSにてライセンス認証したら通るという記事がありましたが、私の環境ではだめでした。 色々検証した結果、以下の手順で日本語化に成功しました。

1.念のため中国語OSの状態でOSのシリアルコードをバックアップします。 こちらのソフトが便利です。 http://www.rjlsoftware.com/software/utility/winproductkey/download.shtml 

2.Microsoftからメディアクリエーションツールをダウンロードします。 中国語OSのまま作業するのは辛いので別PCを使うことをお勧めします。 https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10ISO 

3.メディアクリエーションツール起動前にPCにUSBメモリ挿しておきます。 その後ツールを起動して、言語を中文(簡体)、エディションをWindows 10 home chinaを選択します。 

4.USBメモリにインストールメディアが作成できたら、Mi Notebook Airに差し込んで、電源を投入後にXiaomiのロゴが表示されたらF2を押してBIOS設定画面に入ります。 その後、Boot→Boote Devices Orderを選択すると、先ほど挿したUSBメモリが表示されているので、F6を押して順番を上にします。 次に、Exit→Exit Saving Changesを選択して設定を保存してBIOSを終了します。 

5.そのまま待っているとWindows10のインストール画面が出てくるので、中国語OSのままインストールを進めていきます。途中でシリアルコードの入力を求められますが未入力で大丈夫です。 

6.OS起動後にネットに繋げると自動的にライセンス認証が実行され、PCのプロパティから家庭中文版の認証状態が激活になっているのが確認できれば成功しています。 

7.その後、メディアクリエーションツールで日本語のインストールメディアを作成して、同じ手順でOSを再インストールしてあげれば日本語の状態でライセンス認証ができてます。

外観


まずは天板です。いたってシンプルです。ロゴも何もありません。本当にただの板です。 ただし若干厚みがあります。 DELLのXPS13よりは厚いです。


 続いて底面。 裏から排熱する仕様となっているので膝に載せると熱風が出てきて若干熱いです。 裏蓋は専用のドライバーと吸盤さえあれば簡単に開けられます。

液晶及びキーボード


微妙な写真しかなくてすみませんが液晶の鮮やかさ、視野角共に問題ありません。 
グレアなので反射はしますが、大変綺麗です。 
トラックパッドはどうやらガラス製で、MacBookに近いレベルで操作できます。 (さすがにOSが違うのでMacには敵いませんが) 
今まで使ってきたWindowsノートの中でもトップクラスで使いやすいです。 
個人的にはこのトラックパッドがこのPCの最大の魅力だと思っています。

キーボードは浅くなく深くもなく打ちやすいです。 
キーも大きいのでストロークも問題ありません。 ただし英語キーボードなので慣れない人は注意が必要です。 
十字キーが若干小さいので使いにくいですが、このあたりは最近のPCの流行ですね。

性能及びバッテリー

CPUがCore i5-6200U、メモリが8GB、GPUがGeForce940mx(1GB)とミドルクラスのスペックになっています。 ちなみに今月新型が発表されましたが、あちらはCore i7を搭載しているようです。 性能が上がる分熱も増えるのであまり魅力は感じないですが。 いくつかゲームのベンチを取得したので結果を貼っておきます。

 

結果を見ていただくとわかるように、一応GeForceを積んでますが、がっつり遊べるほど性能が高くはないので、おまけ程度に考えてもらった方がいいと思います。 
個人的にはGPUは無くして熱源を減らした方がよかったと思います。

バッテリーは普通にネットサーフィンするくらいなら5〜6時間程度は持つ印象です。
ゲームでCPUを100%張り付かせた状態ですと2時間程度が限界でした。
可もなく不可もなくといったところです。

SSDはSamsungのMZVLV256HCHP-00000 256GBです。
こちらはNVMeですがWrite性能に問題がある製品なのでこだわる人は交換してるようです。

その他



本体右側面です。USB type-Cで給電します。 充電時間は純正アダプタを使って1時間で70%程でした。


本体左側面です。
右側面と合わせてUSB3.1のポートが2つあるので通常の用途では困る事はありません。 Wi-Fiも中華PCでは異例の802.11acを積んでます。無線でも早いです。 
オーディオはAKGのカスタムスピーカを搭載しており、薄型筐体の割にはいい音が鳴ります。
 ただしサブウーファーを積んでるわけではないので過度な期待は禁物です。

まとめ

中国製のノートPCを使うのは初めてでしたが、日本製と比較しても遜色ないクオリティの高いPCです。 
Xiaomiのホームページを見ていただくと良くわかりますが、製品のデザインからコンセプト、素材についてまでMacBookを強く意識しているのが良くわかります。 
この13インチもお勧めできる製品ですが、ゲーム用としてはスペック不足なので、もしモバイル中心で考えるのであれば12インチの方がいいのではと思いました。

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